むし歯治療|しがき歯科医院【長野県飯田市の歯医者さん】

〒399-2561長野県飯田市駄科1292-1
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むし歯治療

むし歯治療|しがき歯科医院【長野県飯田市の歯医者さん】

当院のむし歯治療の特長

痛い思いをしないように

当院の小児歯科~生涯にわたる健康なお口を~

治療の痛みが苦手で歯科医院を敬遠なさっている方は、意外と多いのではないでしょうか。当院はそのような方にも安心して来院いただけるよう、痛みの少ない治療に取り組んでいます。

麻酔をする際には、初めに表面麻酔をします。これにより麻酔注射の針が刺さる痛みを軽減させ、その上で電動麻酔注入器を使用し、注入速度を一定に保ちます。麻酔液を注入する速度にバラつきがあると、違和感、痛みにつながりやすいからです。

この他にも、針を刺す位置や処置にかける時間など、多くの工夫を凝らして、少しでも痛みを減らし患者さんが快適に治療を受けられるように気を配っております。

う蝕検知液を使用したミニマルインターベンションの治療

むし歯の治療では、むし歯に侵された部分を削る必要があります。患者さんが持って生まれた歯はかけがえのない財産ですから、できる限りの最小の侵襲で済むように、むし歯の部分だけを削る「ミニマルインターベンション(MI治療)」に取り組んでいます。

当院では「う蝕検知液」というむし歯に侵された部分だけを識別できる薬剤を使用し、削るべき部分とそうでない部分をハッキリと分けてから治療に取りかかります。さらに削りすぎを防止するため、時間や手間はかかりますが、手用の切削器具やMI治療用のバーを用いて丁寧にむし歯の部分のみを削っていきます。

当院は健康な歯をなるべく削らず、患者さんの歯を大切に考えて治療を行っています。

出来る限り神経を取らず、歯を長持ちさせることを重視

当院の小児歯科~生涯にわたる健康なお口を~

歯の神経は、歯に栄養を行き渡らせる役割を担っています。ですから、神経を取ってしまうと栄養が行き渡らなくなり、歯が弱くもろくなり、歯にひびが入ったり、歯根が破折するリスクが高まります。

このような事態を避けるために、神経が残せそうと診断ができる場合は当院ではできるだけ神経を守る治療を行います。その場合は一旦、歯の神経を保護する処置をして「第二象牙質」という新たな歯の層ができるのを待ち、期間はかかることもありますが、神経を取らずに済む可能性を広げます。

患者さんの要望や歯の状態を見ながら、できるだけ歯を長持ちさせるのが当院のむし歯治療の特徴です。

むし歯の原因からアプローチ

むし歯の原因を改善しないとどんなに治療をしても、繰り返しむし歯になります。
むし歯の発生には食生活も大きく関わっていますので、患者さんの食生活の状態もお伺いしながら、今後むし歯ができないような食生活のご提案をするようにしています。
従来の歯科医院では痛いときに来て治療しますが、当院では予防を中心として対策していきます。

当院のむし歯治療の流れ

検査

  • お口の中を拝見し、検査器具やレントゲンでむし歯の進行状態を検査
  • むし歯の状態の説明と治療計画の案内
  • 治療方法は患者さんの要望を伺いながら、納得される方法を検討します
    質問がある場合は、お気軽にお聞き下さい

むし歯の原因

むし歯とは細菌が糖を分解して産生した酸によって歯が溶かされた状態のことです。だらだら、ちょこちょこ食べたりせず、間食の頻度を減らし規則正しく食事をとることで、唾液の働きによって酸が中和され、歯が「脱灰」している時間より「再石灰化」している時間が長くなることで発症が抑えられます。

むし歯のリスクファクター

細菌
口腔内には、350種類以上の酸産生菌が常在。その中で特にミュータンス菌がむし歯の原因となる細菌です。
食事
糖質、糖類。食事の回数・間食の頻度が増えるとリスク上がります。
宿主
唾液や歯の質。加齢や薬の副作用で唾液が減るとむし歯のリスクは上がります。

生活する環境やお子さんの場合は親のむし歯に対する知識がリスクを左右します。
同じむし歯でも、人それぞれの発症までの過程があり、予防や治療をするにはどの”リスクファクター“がどのように関与したのかを診断する必要があります。

むし歯の進行度

進行度 CO(シーオー)

進行度 CO(シーオー)

まだ歯に穴はあいていないが、歯の表面が白く濁った状態です。この状態であればセルフケアと食生活の改善により「再石灰化」を促し、歯を健康な状態に戻すことができます。

進行度 C1

進行度 C1

痛みはありませんが、色が変わるため気づかれる方もいます。むし歯のリスクが低い方は進行がとても遅いため予防処置をしながら経過をみます。むし歯のリスクが高い方や見た目の問題で審美的改善が必要な場合は治療対象となります。

進行度 C2

進行度 C2

しみる症状が出てきます。進むスピードは様々ですが、進行していくため治療が必要です。むし歯の広がった部位や大きさ、むし歯と神経の距離関係によって治療内容が変わります。

進行度 C3

進行度 C3

神経まで進行し炎症を起こしている状態です。強い症状が出ることが多いです。炎症が部分的な場合は神経を残す処置になることもありますが、炎症が強い場合は神経をとり、根管治療になります。神経の無い歯はもろくなってしまいます。

進行度 C4

進行度 C4

むし歯が根の中まで進行し、歯が崩壊して根だけ残っている状態です。状態が悪い場合は歯を抜かなければならないこともあります。歯を残すためには根管治療、歯周外科処置、矯正治療が必要になることがあります。